Photoshopのデフォルトブラシを少し改造して、透明感のある水彩ブラシを作ってみましょう。一つ作れば様々なバリエーションが作れます。
ベースの筆を決める
ブラシパネルを開きます。ウィンドウ >ブラシ
F5キーでショートカットできます。
デフォルトブラシの「墨」をベースに水彩っぽく改造していきます。お使いのバージョンによってはデフォルトブラシが異なります。
絵筆ブラシはどこに?
CS5から絵筆ブラシが追加されブラシパネルを開けばデフォルトで入っていましたが
CC2018から「レガシーブラシ」の名前で収納されています。
水彩ブラシの作り方
「ブラシ」と「ブラシ設定」を開いておきます。
ブラシ設定を開き「ブラシ先端のシェイプ」
直径をとりあえず100pxに設定しておきます。
「シェイプ」を開き左右に反転のジッターと上下に反転にチェックを入れます。
デュアルブラシで筆っぽさを表現
アナログ感を増したいなら「デュアルブラシ」で先端が分散されているブラシを選びます。
デフォルトで入っていた「はね3」を選びました。
直径はベースブラシと同じ100pxに設定しておきます。
アナログ感を出すにはジッター調整が大事
カラー」を開き「描写ごとに適用」にチェックを入れます。
描写色と背景色が混ざるようになります。
ジッターの数値を上げるほど背景色が強く反映される仕様です。
「その他」を開き「不透明のジッター」でムラ表現できます。
必要がない場合はチェックを外してください。
透明感を表現するには「ウェットエッジ」
「ウェットエッジ」にチェックを入れると水気の多い水彩を表現できます。
この辺はお好みでチェックを入れましょう。
ブラシの保存
最後に「+」をクリックしてブラシを保存しパネルに登録して完了です。
もっとブラシが欲しい!
水彩に適したブラシの種類が欲しい場合、※無料でブラシの拡張ができます。
(1)他のブラシを入手・・・をクリック。
Adobe公式へ飛びます。
(2)ログインすると様々なブラシをダウンロードできるようになります。
(3)ダウンロード後.abrファイルをダブルクリックするとPhotoshopのブラシパネルへ追加されます。
追加したブラシもブラシ設定から改造できます。カラーの描写色・背景色ジッター設定をオンにするだけでOK
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