写真を網点加工したい時、(カラー)ハーフトーンを使います。特に難しい操作をすることもなくワンクリックで加工できます。
使用バージョン:Photoshop CC2022
フィルターギャラリー「ハーフトーン」
![](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_03.jpg)
フィルターをかける前に、元画像をスマートオブジェクトに変換しておきます。
フィルター > フィルターギャラリー > ハーフトーンパターンを選択。
網点大きくしたい時は「サイズ」右へ、細かい網点は左へ調整します。
コントラストを強く調整するとシャープな仕上がりになります。
![](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_04.jpg)
色はフィルターを実行する前に、あらかじめ描画・背景色に色を決めておくとツートンカラーにできます。
![](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_04_2.jpg)
カラーハーフトーン
フィルター > ピクセレート > カラーハーフトーンをクリック一つで、紙に印刷したような表現が可能になります。
![](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_05_4.jpg)
最大半径 網点の大きさ
ハーフトーンスクリーンの角度:任意の数値を入力できる。角度と変更することで干渉縞(かんしょうじま)を作ることができる。
チャンネル1(1) :シアン・レッド
チャンネル2(2) :マゼンダ・グリーン
チャンネル3(3) :イエロー・ブルー
チャンネル4(4) :ブラック
グラデーションを適用する方法
応用:アメコミ風にする
カラーハーフトーンを適用するとアナログ画っぽく表現ができるので、フィルターギャラリーと相性が良かったりもします。実写の写真をアメコミ風にアレンジしてみました。
▼スマートオブジェクトに変換した後、元画像のレイヤーを複製します。複製したレイヤー1は一端非表示にしておきます。
![スマートオブジェクトに変換](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_06.jpg)
▼レイヤー0の方にフィルターギャラリー > アーティスティック > カットアウト
![カットアウト](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_06_2.jpg)
▼カラーハーフトーンを適用します。(チャンネルは初期値のままでOK)
![カラーハーフトーン](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_06_3.jpg)
▼非表示にしていたレイヤー1の表示させ、そのレイヤーにフィルターギャラリー「エッジのポスタリゼーション」を追加します。
![エッジのポスタリゼーション](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_06_4.jpg)
▼調整レイヤー 2階調化を選択、影を強調させます。
![2階調化](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_06_5.jpg)
▼ジャギジャギが気になる場合は、仕上げにフィルター > 表現手法 > 油彩で滑らかにします。
![フィルター>油彩](https://howtotips-webec.com/wp-content/uploads/2021/12/tone_ps_06_6.jpg)