iPad版の色相変更は主に調整レイヤー「色相・彩度」の属性を弄るか、塗りつぶしツールで色を上書き明度調整のどちらかになります。
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調整レイヤー色相・彩度
（1）被写体を選択
（2）右のタスク新規レイヤーアイコンから「調整レイヤー」をタップします。
(3)調整レイヤー > 色相・彩度をタップ。
（4）プロパティの「色相」「彩度」のつまみを左右動かして色破綻しないよう色を変えます。
色相で色を定めてから彩度を調整するのがコツです。
白から色を変える
白から色を変えるには塗りつぶしツールで色を上書きするのが有効です。理由としては、白黒は彩度が0なので調整レイヤー「色相・彩度」で色の変更ができません。
（1）元画像の上に新規レイヤーを配置します。
（2）白い花びらを選択します。中心の黄色もお構いなく選択します。
（3）左ツールバーから「塗りつぶしツール」をタップ。色の変更はツールバー一番したの○をタップしカラーパレットから色を選びます。
花びらの選択範囲内をタップすると色が流し込まれます。
（4）レイヤープロパティを開き、レイヤーの描写モードを乗算に変更します。
乗算以外にも焼きこみカラーやソフトライトなど雰囲気が異なるカラーアレンジができます。今回は濃い赤い花にしたいので、乗算にしています。
（5）塗りつぶすと影が薄くなりのっぺりしてしまいます。レイヤープロパティを開き、調整を追加をタップします。
トーンカーブを選びます。
（6）トーンカーブの操作は影を少し強調させる程度でOK。調整が終わったらプロパティアイコンをタップして閉じます。
（7）消しゴムツールで真ん中の黄色の部分を消します。（ブラシ硬さ0%・不透明度30%）
（8）仕上げにブラシと消しゴムツールで色がはみ出してる箇所や欠けている箇所をフリーハンド操作で直します。
ピンチアウトでカンバスを拡大できます。
黒から白へ
（1）白に変えたい被写体を選択
（2）黒色の被写体を白色にするには、調整レイヤー > レベル補正の真ん中の中間調を左へスライドさせ、白くします。
レベル補正で強引に白にすると立体感が失われるのでトーンカーブで影を加えます。
（3）新たに調整レイヤー > トーンカーブを追加し、シャドウを強調させます。
（4）トーンカーブのレイヤーマスクをアクティブにして、黒色ブラシで光が当たる方向に塗ります。